後輪駆動ミニッツRWDのメカニズム
ー 駆動系 ー
RWDシリーズはミニッツの後輪駆動モデル。操舵と駆動が分かれているので、実車同様に素直で曲がり易いマシンとなっています。また、ミニッツシリーズ中、最も低重心となっているのでコーナリングの限界性能も高くなっています。
ー シャシー&送信機 ー
モーターは最も低い位置にミッドシップ(MMタイプ。モーターをリアに搭載したRMタイプもあります) 。バッテリーも含めて重量物を前後の車軸間に低く納めました。小さな車体に高性能な専用電子デバイスユニットを組み込んだ高精度なシャシー。 そして、様々なボディに載せ替えられるように、パーツを組み替えることでホイールベースとトレッドは変更することが可能となっています。送信機はKT-531P。電波方式はFHSS2.4GHzを採用し、制御プログラムと相まって優れた直進性とリニアなステアリングフィールを実現しています。(※従来のASF/MHS/FHS2.4GHzシステムとは互換性がありません。)
ー 詳細 ー
1. モーター:最高速度約17km/hを可能にする130クラスモーター。
2. ピニオンギヤ:パワーを伝達するピニオンギヤ。パワーロスを最小限におさえるため、1/100ミリの精度で作られている。歯数の違うギヤに交換して、最高速重視や加速重視に変更可能。
3. スパーギヤ:パワーを伝達するスパーギヤ。パワーロスを最小限におさえるため、1/100ミリの精度で作られている。
4. ディファレンシャル:クルマが曲がるときの内輪差を調整してスムーズなコーナリングが行えるようにべベルギヤ式の高性能デファレンシャルを標準装備。
5. Tバー型のリヤサスペンション:ロールとピッチングを制御。
6. ダンパー:ロールとピッチングを制御。
7. ステアリングユニット:コアレスモーターの採用で、瞬時の立ち上がりと停止を実現。 1/100ミリの精度で作りあげたステアリングギヤはきめ細かな動作と綿密なレスポンス、そして路面からのキックバックにもステアリングをがっちりと保持して、ラインの乱れも制御します。
ー サスペンション ー
フロントサスペンションはストロークに応じたキャンバー変化を実現した“VCS(バリアブルキャンバーサスペンション)”を装備。オン・ザ・レールと形容したいステアリングフィール。 さらにストロークに伴う、トーインやトーアウトの動きを排除して常にニュートラルなステアリングフィールも叶えています。リヤサスペンションは底部のT型のリヤサスプレートのしなり加減と上部のダンパーで前輪と後輪の接地性をコントロール。
ー ディアファレンシャル ー
クルマが曲がるとき、内輪と外輪では軌道が異なるが、ミニッツRWDはスムーズなコーナリングが行えるように“べベルギヤ式”高性能デファレンシャルギアを標準装備。
チューニングで走りが変わる。
ドレスアップで魅せる走りを極める。
ミニッツRWDシリーズは手軽に始められるR/Cカーでありながら、その走行性能はまるでレーシングカー。数多く準備されているオプションパーツを使って走りを進化させることができます。また、クルマをドレスアップすることで、その魅力は加速します。
まずはタイヤを変えてみよう
オススメはレーシングラジアルタイヤ。車体が路面と接している唯一のパーツ、それが「タイヤ」だ。もっとも重要なファクターなのは実車と同じ!
フロントスプリングの変更でハンドリングを変える
ステアフィールはフロントスプリングで決まります。ノーマルは万人向けの弱アンダーステア。やわらかめのスプリングで、より曲がるクルマになります。
リアサスプレートで前輪の接地性をコントロール
車体のロールを決めるパーツ。柔らかいFRP製と硬めのカーボン製。まずはFRP(ハード)、または、カーボン(ソフト)を選んでみよう。
ミニッツRWDをさらに極めるならKT-432PT
フルカラーのタッチディスプレイを装備した高性能プロポ。まるでスマホを操るように各種設定が画面タッチで変更できます。高性能レスポンスに加えて、エンドポイントやエクスポネンシャルといった、本格R/Cカーには欠かせない設定をグラフィカルに表示。