1985年にデビューすると、瞬く間にトップレースモデルの地位を確立したのが京商製1/10スケール電動4WDバギーのオプティマです。そのオプティマは2WDカーのスコーピオンシリーズと同様のラダーフレーム&リアモーターレイアウトを採用し、チェーンでフロントタイヤを駆動するという意欲的なモデル。そしてオプティマシリーズの最終進化形であるオプティマプロが1987年にリリースされました。フレームや駆動系はオプティマと共通ながら、オプティマプロでは新設計のスリムなエアロフォルムボディ&アンダーボディを採用し、バッテリーとステアリングサーボのマウントポジションを見直して重量配分を改善し、重量物をセンターに集中して大幅な性能向上を実現。そのオプティマプロが、37年の時を経て待望の復活を果たします! 京商ビンテージシリーズ第15弾で発売されるオプティマプロは、他のビンテージシリーズと同じく往時の基本設計をそのままに、現代のR/Cメカやパワーソースに合わせて各部をアップデート。復刻版だけの装備も盛り込んだ現役モデルとして登場します。フレームは伝統のラダーフレーム式。これにオリジナルではオプションだったベルト駆動による4WD方式を組み込み、耐久性を増したギヤボックスが装着されます。バッテリーとR/Cメカをマウントするメカプレートはオプティマプロ専用タイプで、前後オイルダンパーをはじめとする主要アルミパーツは当時のワークスチームの象徴だったガンメタリック仕上げになります。空力性能を追求したボディ&アンダーボディもオプティマプロ専用。スリムなデザインは時代を感じさせません。オリジナル版の販売期間は約半年と短かったものの、究極のリアモーターオプティマとして人気を集めたオプティマプロの復活により、京商ビンテージシリーズの彩りはさらに鮮やかになります。
●京商ビンテージシリーズの第15弾モデル。人気のリアモーター4WDバギーを最新の技術で復刻。
●スタイリッシュで空力性能にも優れたボディ&アンダーボディもオリジナルを忠実に再現。
●ボディにはジャベリン用ウイングを装着する際のカットラインがモールドされる。
●駆動効率と信頼性に優れたベルト式4WDシステム。別売のチェーン(OT226)を使えば、チェーン駆動への変更も行える。
●オリジナル版とは異なり、ピニオン&スパーギヤは現在のスタンダードでもある48ピッチタイプを採用。
●スリッパ―クラッチを装備して高出力モーターにも対応。ギヤの破損も防止する。
●オリジナルを再現した樹脂成型メカプレートを装備。
●バッテリーの固定は面ファスナーで行うスタイル。現代のバッテリーサイズにも適応する。
●駆動系はすべてボールベアリングを使用するフルボールベアリング仕様。
●ビスは作業性が高くルックス向上にも貢献するヘックスタイプ。
●ビンテージシリーズ用の各種オプションパーツが装着可能。
●各パーツはオリジナルモデルと互換性があり、現存するオリジナルの補修パーツにも使用できる。
完成度の高いラダーフレームにオプティマプロ専用の樹脂製メカプレートを組み合わせたリアモーターレイアウトの4WDバギー。サーボ&バッテリーの搭載位置変更により操縦性がアップしている。
空気抵抗を最小限にとどめたキャビンにエアロダイナミクスを意識したウイング形状のアンダーボディの組合せで、安定した高速走行を実現。
1980年代の定番オプションパーツだったプレッシャーダンパーをイメージしたダイヤル式車高調整機構付き。当時のワークスカラーだったガンメタリックケースに最適なバネレートのファインセレクションスプリングが付属。
ワークスカーボンフロントショックステー (OTW108)と同寸法の樹脂製フロントダンパーステーは、ダンパー取付角度を立てる事で安定したハンドリングを実現。
クラッシュにも強く、リアサスペンションの動きを確実に支える高強度の超々ジュラルミン(7075)を使用したリアダンパーステー。ダンパー同様にシックなガンメタリックで仕上げられる。
オリジナルモデルではオプション設定だったベルトドライブには、ローフリクションタイプ(OT260)を採用して駆動効率の向上を実現。別売りのチェーン(OT226)に変更すれば、80年代と同じチェーン駆動スタイルを再現できる。
インジェクション成型で作られた樹脂製メカプレートはオプティマプロ専用のデザイン。オプティマとは異なるバッテリー&ステアリングサーボの搭載位置によってハンドリング特性を最適化している。
激しい走行にも耐えられる高剛性なハードサスアームを前後に標準装備。ターボオプティマでも採用された実績のあるサスアームで、走行安定性も大きくアップする。
フロントのスイングシャフトにはサスペンションが大きくストロークした際にも脱落しにくいロングタイプを採用。信頼性が向上し、ハードサスアームとの相性も抜群。