1/10スケールのEP(電動)バギーは、R/Cカーカテゴリーの中でも長い歴史を誇っています。そんなEPバギーには駆動方式による区別があり、組み立てやメンテナンスが容易で軽快な走行を披露するリア2WDモデルと、4輪のすべてに駆動力を与えることで、2WDが苦手とする低グリップ路面でも高い走破性を発揮する4WDモデルが人気を二分しています。その4WDに、ミドルクラスのユーザーをメインターゲットにしたレーザーSB『ダートクロス 4WD』が登場します。レーザーSB『ダートクロス4WD』は、かつて京商製レーシング4WDバギーのフラグシップとして世界の最前線で戦っていた名車・レーザーZX-5をベースに、より扱いやすさを追求した設計変更と徹底的なコストダウンを行い、入門用モデルからのステップアップを考えているユーザーにも最適なプライス設定を実現しました。しかもその設計変更は単なるコストダウンにとどまらず、現代にデビューする新世代モデルとしての魅力を高めているのです。サスペンションや駆動系は実績のあるレーザーZX-5から流用すると同時に現代のパワーソースに合わせたモディファイを施し、メインシャシーも基本形状はそのままにアップデートしています。そしてR/Cカーの顔ともいうべきボディは完全新設計になりました。レースモデルで流行のフォワードキャビンではなく、あえてレトロルックなリア寄りキャビンを選択し、ドライバーフィギュアも付属。新規製作のスポークホイールと合わせてバギーの王道スタイルにまとめました。レースモデルがベースのため性能は折り紙付き。ミドルクラスの4WDバギーとしては、これ以上ないほどの充実した装備と手頃なキット価格を両立させたダートクロス 4WDには、オフロードR/Cモデルの楽しさが凝縮されています。
●高性能レーシングバギーをベースにしたロープライス&ハイパフォーマンスのスタンダードEP 4WDバギー。
●信頼性の高いシャフト駆動式4WDシステムを採用。
●クラシックなリアキャビンスタイルの新設計ボディ。リアウイングとドライバーフィギュアも付属する。
●前後ギヤボックスにはギヤ式デファレンシャルを装備し、長期にわたって安定した作動を約束。オプションのボールデフへの換装も可能。
●高剛性かつ軽量な樹脂製メインシャシー。さまざまな汎用バッテリーに加えショートタイプリポバッテリーも搭載できる。
●レースで鍛えられたダブルウィッシュボーン式前後サスペンションが高い走行安定性を実現。オイルダンパーは車高調整式。
●広範囲なタイプの路面で安定したグリップ力が得られるHピンタイヤ。
●実車を模したスポークタイプホイール。レトロルックでボディとの相性も抜群。
●駆動系効率を大幅にアップするボールベアリングを標準装備したフルベアリング仕様。
●レーザーシリーズ対応の各種オプションパーツやダンパースプリングの装着も可能。
世界選手権などのビッグレースでも活躍したレーザーZX-5をベースにしたシャフト式4WDスタイルのベーシックR/Cバギー。フラットダートから本格的サーキットまで、あらゆるフィールドで高性能を発揮する。
実車レーシングバギーをモチーフにしたリア寄りキャビンの新設計ボディを装備。ベテランには懐かしさを、新規ユーザーには新鮮な印象を与える。
かつての京商製R/Cバギーではスタンダードな装備だったドライバーフィギュアが復活し、ボディのリアル感向上に大きく貢献する。このフィギュアは2WDのダートマスターにも装着可能。
砂利や小石などの多い場所での走行を考慮して、スパー&ピニオンギヤを保護するポリカーボネート製ギヤカバーを装備。ギヤカバーはビスで簡単に着脱可能。
市販の汎用R/Cカーバッテリーのほとんどが搭載できる。バッテリーは面ファスナーベルトでシャシーに固定するため、ラウンドや角型など、形状の異なるバッテリーでも確実にホールドする。
路面からのショックを吸収・減衰する樹脂製オイルダンパーを前後サスペンションに装備する。スプリングのテンション調整はダイヤル式を採用し、車高の変更も容易。
路面を選ばずに確実なグリップ力を発揮するHピンタイヤを前後に標準装備。ホイールは新設計のスポークタイプで、レトロな見た目がボディの雰囲気とフィットする。
駆動系への過度な負荷を逃がしてギヤを破損から防ぐスリッパ―クラッチを装備。このスリッパ―クラッチの締め込み調整によって走行特性も変えられる。
前後サスペンションのアッパーアームとステアリングロッドにはターンバックルタイプを採用。ロッドを回すだけで長さが変更でき、キャンバー角やトー角の変更が迅速かつ、きめ細かく行える。