マルチセルチャージャーは手のひらに収まるコンパクトサイズでありながら、ミニッツをレジャーとして楽しむユーザーからバッテリーの性能を最大限引き出したいレースユーザーまでを網羅したミニッツに最適な多機能充放電器。その最たる特徴はバッテリーの充放電や管理に適した充電/放電/サイクル/保管/アクティブ/アナライズという合計6つの動作モードを搭載していることに加え、レースでの使用を視野に入れた充電電流(最大3A)/放電電流(最大1.5A)/デルタピークカットオフ電圧(3mV~15mV)の設定が任意に行えることにあります。また、これらの設定値は充電器の電源をOFFにしないかぎりキャンセルされず、かつ全スロットに適用されるため、充放電のたびにわずらわしい設定を行う必要もありません。それ以外にも多彩な機能を搭載するマルチセルチャージャーですが、逆接保護/温度超過保護回路/容量超過保護機能といった各種保護機能や、バッテリーをスロットに入れるだけで電池種別を自動検知して充電をオートスタートする機能(設定を手動で変更しない場合)を備えていることから、ビギナーの方でも安心して扱うことができます。
SPEED HOUSEだけのオリジナル機能
●専用の単4型バッテリー対応アダプターが付属。4本同時の充放電のオペレーションが可能。
●各種設定のメモリー機能を装備。最初にセットした充放電の設定は電源を切るまで全スロットに記憶されるため、2本目以降はバッテリーをセットするだけで同じ設定が適用されます。
●ニッケル水素バッテリー充電時の-ΔVの値を3mVから15mVまで設定可能。※標準設定は5mV/Cell。5mVを超える電圧での充電はバッテリーに大きな負担がかかります。
●放電時の放電平均電圧を記録。放電力が強いバッテリーを選別可能。
●充放電サイクル時に最終回の充電容量と放電容量の両方を記録。
【マルチセルチャージャーを使用するにあたっての注意点】
●ビギナーの方は充電電流やデルタピークカットオフ電圧は必ず初期設定で使用してください。このふたつの設定は上級者向けの機能のため、設定を誤ると電池が破損する恐れがあります。
●放電電流は1.5Aまで設定可能ですが、放電時の最大出力が10Wのため、4本同時に放電する際の最大電流は約1Aとなります。
●安全装置を装備した全長65mmを超える18650リチウムイオンバッテリーはスロットに入りません(充電できません)。
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外形寸法122×85×38mmで本体重量153gという携帯性に優れた、使い勝手がよいコンパクトなデザインを採用。充電器の上面にはマイクロUSBポート(アップデート用)、USB充電ポート(5V/2.1A)、電源ポート、冷却ファンを装備。
※ディスプレイに表示される内容は一部異なります
単4型バッテリーは付属の専用アタッチメントを使用することで4本同時の充放電が可能。また、このアタッチメントを装着すると充電器側で端子の接触を検知し、単4型バッテリーに最適な充放電を行うことができる。
視認性が高いフルカラーの2.4インチ液晶ディスプレイを装備。画面をタッチして操作を行うタッチパネル式の採用により、スマホ感覚で直感的に各種設定が行える。表示は日本語表記に切り替え可能 。画面表示にはサイクルモードは C→D(充電→放電)、D→C(放電→充電)が追加されます。
見やすくてわかりやすいユーザーフレンドリーなグラフィカル表示。バッテリー種別、容量、経過時間、電圧、平均放電電圧、電流、抵抗値、温度、電圧グラフがひとつの画面に表示される。
放電時は容量だけでなく、平均の放電電圧も記録可能。これにより、バッテリーを選別・使用する際の指針として容量だけでなく、放電電圧という要素も加味して判断できる。
長期間使用していないバッテリーや新品バッテリーの内部活性化(慣らし)を行うサイクルモードは、“充電→放電→充電(C→D→C)”と“放電→充電→放電(D→C→D)”の2種類から選択可能。
USB出力 5V/2.1Aを装備。スマホや他の充電器の接続が可能。