1986年に市販が開始された1/10スケールEP(電動) 2WDオフロードカーのアルティマは、先鋭化するR/Cバギーシーンに向けて京商が放ったひとつの到達点でした。当時の最先端技術を惜しみなく投入して完成したアルティマは登場直後から高い性能を発揮し、1987年にイギリスで行われた世界選手権2WDクラスにおいて、見事な1-2-3フィニッシュを飾っています。そのアルティマの正常進化版として1988年にリリースされたアルティマプロが、京商ビンテージシリーズ第21弾として復活します。オリジナルアルティマではコの字形に成型されたアルミフレームに樹脂製アッパーデッキを装着したモノコックフレームを採用していましたが、アルティマプロではアルミ製フラットシャシーにFRP製アッパーデッキを組み合わせるダブルデッキスタイルに変更して、必要十分な剛性と適度なしなり特性の両立を実現しました。加えてR/Cメカ&バッテリー搭載方法の自由度もアップしています。この構造は復刻版でも踏襲され、さらにフロントロアサスペンションアームを1989年登場のオリジナルアルティマプロ後期型と同様のロングタイプに変更してワイドトレッド化し、ホイールベースもアルティマプロ後期型と同じロング仕様にすることで走行安定性を向上させています。オフロードモデルの要というべき前後オイルダンパーはダイヤル調整式のゴールドタイプで、こちらはオリジナルアルティマプロよりも実戦的な仕様になりました。ダンパーからの入力を受け止める前後ダンパーステーはアルティマプロ専用のロングタイプを装備。日本語で「究極」を意味する車名を持ち、その名のとおりレースの世界で大成功を収めた初代アルティマシリーズの集大成といえるアルティマプロの復活により、京商ビンテージシリーズの世界はより深いものになりました。
●栄光のモデルを復刻する京商ビンテージシリーズ第21弾は、名車アルティマシリーズの集大成となるアルティマプロ。オリジナルモデルをベースに現代的にアップデート。
●1988年発売の前期型と、1989年に登場の後期型ロングホイールベースモデルをハイブリッドで復刻。
●オリジナルのアルティマプロと同じ金型を使って成型した復刻ボディを装備。
●オリジナルモデル(前期型)のパッケージカラーを再現できるデカールが付属。
●6061アルミ製メインシャシー&FRP製アッパーデッキを使用したフレームで剛性をアップ。
●京商製ハイエンドバギーの象徴でもあるゴールドアルマイト仕上げのダイヤル式オイルダンパーを採用。
●高い路面追従性を発揮するロングスパンアームの前後ダブルウィッシュボーンサスペンション
●各種ロッド類はターンバックルタイプで、キャンバー角やトー角などの調整が容易かつきめ細かく行える。
●タイヤ選択肢が広がる2.2インチホイールを採用。
●サーボセイバーにもボールベアリングを装備するフルベアリング仕様。
●R/Cメカとパワーソースは別途用意する組み立てキット

モーターをリヤオーバーハングに搭載する定番レイアウトのリヤ2WDバギー。アルミ製メインシャシー&FRP製アッパーデッキ、前後ダンパーステーはこの復刻モデル用の新規製作品。

初代アルティマからはイメージを一新したワイドタイプのポリカーボネート製ボディを装備。オリジナルのアルティマプロと同一の金型を使用することにより、当時のスタイルを完全に再現。

オリジナルモデル同様のゴールドアルマイト仕上げのオイルダンパー。スプリングテンション調整方法はオリジナルのクランプ式からダイヤル方式に変更してセッティングの利便性と正確さをアップ。前後スプリングはファインセレクション。

ロングタイプになった前後FRP製ショック(ダンパー)ステー。ダンパーのストロークを生かすとともに、路面からのショックを確実に受け止めて高い減衰性を発揮させる。

ロードホールディング性能に優れたロングタイプのフロントロアサスペンションアームを新たに採用。こちらは1989年に発売されたオリジナルアルティマプロ後期型と共通サイズ。リヤロアアームはブッシュの入れ換えでトー角変更も行える。

ロッドを回すだけで簡単にトー角やキャンバー角の調整を行えるターンバックル式タイロッドを標準装備。迅速かつきめ細かい調整が可能で、セッティング変更時間を短縮できる。

バッテリーは汎用型ラウンドストレートタイプの横置き搭載をはじめ、縦置き搭載も可能。縦置き搭載の際には前後長の短いロープロ型ステアリングサーボを使用する。

リミテッドスリップ効果によって、あらゆる路面でスムーズなコーナリングをサポートするボール式デファレンシャルユニットを標準装備。

ステアリングサーボの搭載向きはオリジナルのアルティマプロから90度変更するとともに、サーボセイバーアームも変更してシンプルなスタイルに。リニアなステアリング応答性の実現に貢献する。
モーターのパワーを確実にリヤタイヤに伝達するユニバーサルスイングシャフトを装備。駆動効率が高く、大きなショックを受けた際にも脱落することがない。
2.2インチにサイズアップされた前後タイヤはフロントにミディアム、リヤにソフトコンパウンドを採用。オフロード走行時のギャップ走破性とコーナリング安定性をアップ。前後ホイールにはオフセットをオリジナルに合わせた新設計8穴ホイールを採用。
オリジナルのアルティマプロではポリカーボネート樹脂製だったリヤウイングは柔軟性が高くクラッシュにも強いナイロン樹脂製に変更。耐クラッシュ性に優れた樹脂製ウイングステーも装備する。