世界選手権を8度にわたって制覇し、いつの時代も“最強”と呼ぶにふさわしいパフォーマンスを披露し続けてきた1/8スケールのエンジンレーシングバギー『インファーノ』。2008年10月に発売を開始した“MP9”はタイで開催された2010年の第12回大会でのワールドチャンピオン獲得に加え、日本国内でも全日本選手権を6度制するなど、輝かしい戦歴を残してシーンを牽引してきました。その最新モデルである『MP9 TKI4』は開発者である金井祐一氏のトライ&エラーによるブラッシュアップと長期間にわたる熟成を経て進化を遂げたシリーズ最高傑作ですが、MP9シリーズ誕生10年を迎える2018年、10周年記念モデルの『10th Anniversary Special Edition』が登場! MP9 TKI4の基本性能の高さはそのままに、総額3万円を超える厳選したオプションパーツ12点を標準装備とした、レースで即勝利を狙える高い戦闘力は大きな魅力といえるでしょう。
●最新のTKI4をベースに、総額3万円を超える厳選したオプションパーツを標準装備して戦闘力を高めたMP9シリーズ誕生10周年記念モデル。
●受信機バッテリーをフロント部に配置したTKI3から継承するシャシーレイアウトが高い操縦性を発揮。
●リブの追加で強度アップを図ったロングタイプのフロントサスアームが路面追従性とコーナリング性の向上を両立。
●フロントはユニバーサルシャフトやタイロッドも長さを延長。加えて、タイロッドのボールエンドも強化タイプを採用
●ボディは回頭性、旋回性、トラクション性能などレースで求められる要素を高次元でバランス。
●ジャンプ時の安定感を高める縦方向の2本のフィンを追加したウイング。リアグリップを高めるガーニーフラップの脱着も可能。
●ウイングステーは台座部分の面積を増やしてウイングを確実に固定し、ウイングの破損や変形を抑制。
●燃料チューブの破断や無用なエンジントラブルを回避するエアクリーナーホルダー&燃料フィルターホルダー。
●ホイールは接着面にシボ加工を施すことで接着強度をアップ。ディッシュ面にテーパーを付けることで高い剛性も確保。
従来モデルから前後サスペンションを中心に細部にわたって見直すことでコーナーでの安定感向上とよりシャープな操舵特性を実現したMP9 TKI4。メンテナンス性、耐久性、信頼性を高めた各部のつくりも実戦では大きなアドバンテージとなる。
スムーズな動きをより長期間持続し、なおかつシリコンオイルの汚れを低減する硬質メッキを施したスレテッドビッグダンパーケースを標準装備。ピストンもさまざまなコースに合わせやすいスタンダードなφ1.3mm×8穴に変更。
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路面の細かいギャップの吸収性に優れ、かつグリップ感がアップし前進力が向上するエアレーションキャップセットを標準装備。ダンパーブッシュもダンパー取り付け部分の形状を見直したことで、より適正なダンパー固定が可能となるライトウェイトタイプを採用。
アッパーロッドのバルクヘッド側取り付け位置をTKI4標準から2mm高くしたハードフロントダンパーステー&ハードフロントアッパーサスホルダーを装備。ロール時のキャンバー変化を最適化するとともに、ステアリングの初期反応と応答性も向上。
フロントハブキャリアはTKI4標準のキャスター13°のものから、より角度の大きい17.5°のものに変更。ギャップの多い路面やコーナーで引っかかりが多い路面における走行安定性を大きく向上。
スロットルレスポンスと加速性がアップする47Tのスパーギヤを標準装備(TKI4標準は46T)。また、フロント/センター/リアの各デフに使用しているベベルシャフトは、スロットルON・OFF時のレスポンスやブレーキング時の制動性を向上するライトウェイトタイプに変更。
ブレーキパッドはプレートとの特殊接着方法によって高い耐久性と信頼性を実現。
ナイロン付きホイールナットを採用するTKI4標準に対し、本キットでは裏面に高い緩み防止効果を発揮するセレーション加工を施したホイールナットを標準装備。