インファーノMP9 TKI4 1/8 GP 4WD KIT 33001

2016年10月にアメリカで開催されるIFMAR世界選手権で9度目の優勝を果たすべく、開発責任者・金井祐一氏によるトライ＆エラーを繰り返してのブラッシュアップと約4年にわたる熟成を経て、インファーノMP9が“TKI4”に進化を遂げました。このTKI4では従来モデルのTKI3で定評のあった速さをさらに極めるべく、前後サスペンションを細部にわたって見直すことでコーナーでの安定感向上とよりシャープな操舵特性を実現。昨今のレースで大きなセッティング要素となっている空力性能も、新規デザインを採用したボディ＆リアウイングによってコーナリング性能やトラクション性能を高次元で両立することに成功しています。また、このような走行性能の向上だけに留まらず、今回のアップデートでは実戦で大きな武器となるメンテナンス性や耐久性、さらにはマシンの信頼性を高めるための変更が各部で行われていることも特筆すべきポイント。加えて、シャシーを構成するすべてのパーツは高い精度で加工されており組み立てやすいことから上級者はもとより、今から1/8GPバギーに挑戦したいという人にも自信をもってお勧めできる1台です。

回頭性、旋回性、トラクション性能などレースシーンで求められるすべて要素を高次元でバランスした新規デザインのボディを付属。

TKI3から2mmのロング化とリブの追加で強度アップを図ったフロントサスアームは路面追従性とコーナリング性の向上を両立。

標準装備されるビッグボアダンパーに使用されるピストンは、ギャップの走破性を高めるためにφ1.5×5穴が新たに採用されている。

フロントはユニバーサルシャフトやタイロッドも長さを延長。併せて、タイロッドのボールエンドも強化タイプにアップグレード。

ジャンプ時の安定感を高める縦方向の2本のフィンを追加した新型ウイングはリアグリップを高めるガーニーフラップの脱着も可能に。

台座となる部分の面積を増やしてウイングを確実に固定することで、ウイングの破損や変形を抑制する新形状のウイングステーを採用。

新規金型で成形したエアクリーナーホルダーと燃料フィルターホルダーによって燃料パイプの破断や無用なエンジントラブルを回避。

従来のホイールはディッシュ面がフラット形状だったのに対して、TKI4ではテーパーを付けることで強度アップを図っている。

シャシーのレイアウトは受信機バッテリーをフロント部に移設したことでバランスに優れた高い操縦性を獲得したTKI3を継承する。