2019年で生誕20年を迎えた手のひらサイズのR/Cカーシリーズ『ミニッツ』。そんな新たな出発点に立ったミニッツシリーズがさらなる発展を遂げるべく、“究極のスケール感”の獲得を目指して完全新設計を行った新シリーズが誕生しました。その名は『ミニッツ4×4』。ミニッツといえば走行性能の高さはさることながら、スケール感溢れるクオリティの高いインジェクションボディも魅力のひとつですが、このミニッツ4×4では従来のミニッツ用ボディを超越するデコレーションを重視したディテールアップが最大の見どころ。ボディの肉厚もあえて厚みをもたせて、耐クラッシュ性にも配慮したつくりとなっています。いっぽう、実車と同様のラダーフレームを採用した4WDシャシーにはロングストロークを誇り、アッパーAアームと3リンク式リジッドアクスルサスペンションが組み込まれ、ステアリングサーボもハイトルクタイプのミニッツ4×4専用品を装備。通常走行はもちろんのこと、ロッククローリングフィールドを彷彿させるような障害物のある悪路でも難なくクリアするだけの走破性を兼備しています。低~中速域のトルク特性に優れる専用130モーターもミニッツ4×4がもつ走行パフォーマンスをいっそう引き出します。このように、ビジュアルに優れるハイディテールボディと本格ロッククローリング走行も視野に入れた走行性能を高い次元で両立したミニッツ4×4ですが、走行までに別途購入が必要なのは単4アルカリ乾電池8本だけと手軽なのもグッド! ノーマルのまま走らせて楽しむのもヨシ、ロッククローリング走行に挑戦するのもヨシ、走行性能アップを目指すのもヨシ、ドレスアップで見た目にこだわるのもヨシ……。遊びの選択肢も広いだけに、本格4×4の世界をこの1台で体現してみていかがでしょうか?
●1/10スケール同様の本格ソリッドアクスル・リンクを採用し、クローラーモデルとして必要な走行性能及びホイールトラベルを確保。
●専用セッティングのハイトルク型130モーターを採用。また、メインギヤユニットには高付加がかかったときにトルクを逃がし駆動系を保護するスリッパークラッチを装備。
●クローラーモデル専用設計のハイトルクサーボを採用し、本格クローリング走行にも対応。またステアリングリンクの最適化によりミニッツ史上最大の切れ角を実現 。
●合計18個のボールベアリングを採用したフルベアリング仕様。負荷のかかる部分には堅牢性に優れる金属ギヤを採用。
●FHSS 2.4GHzシステムを採用した「KT-531P」送信機、ステアリングホイールにスポンジを採用することで操作性を向上させている。
●バインディング済みの完全完成品。乾電池を入れるだけですぐに走行可能。
●基盤上部にはオプションのライトセット(MZW429R)を装着可能。スロットル操作に応じて点灯、送信機のトリムでヘッドライトの点灯間隔を点灯~点滅まで任意に調整可能。
●別売のジャイロユニット(MZW446)対応、RWD/AWDシリーズ同様にボリュームによる手動調整が可能。
●タイヤも人気のBS Goodrichを装着。
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世界的にも有名なSUVのGR(Gazoo Racing)仕様車。標準モデルでも得意とする悪路走破性をさらに向上させるため足回りが強化され、高度な電子制御も行われる。フロントバンパー&グリルはGRスポーツ専用品を装着。
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ミニッツ4×4は、ラダーフレームやリンク式リジッドアクスルサスペンションといった1/10スケールのオフロードモデルと同様のメカニズムをミニッツサイズに凝縮。
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ミニッツ4×4は、本格的なクロカンモデルの多くに取り入れられているラダーフレーム(スチール製)を採用。これに組み合わせる各種樹脂製パーツとのバランスを図ることで、走行に適したシャシー剛性を確保。
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ラダーフレームに吊り下がるリンク式、前後ソリッドアクスルサスペンション。よりタフな走行シチュエーションを想定して、走行中に負荷がかかる箇所には金属製ギヤを採用して耐久性にも配慮。
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ミニッツ史上最大の切れ角を実現し、適切なアッカーマン設定をしたことで最小回転半径を実現。通常走行だけでなく、本格ロッククローリング走行にも対応。
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車種別専用となるタイヤ&ホイールを採用していることもミニッツ4×4の大きなトピック。
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高付加のかかる部分には金属製ギヤを採用し耐久性に考慮。
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これまでのミニッツシリーズのモーターとは異なる、低速域で力強い走りをもたらすミニッツ4×4専用スペックのハイトルク型130モーターを採用。
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樹脂製のベアリングに比べて回転駆動部の動きがスムーズとなり、駆動ロスの低減に貢献する金属製のボールベアリングをすべての軸受け部に採用したフルボールベアリング仕様。