「アルティマ」の名称を持つ京商製1/10スケールEPバギーは、複数回の世界選手権優勝をはじめとした豊富な実績を誇るレースモデルであり、現在でもこのアルティマシリーズにはエントリークラスからハイエンドまで多くのバリエーションが存在しています。そんなアルティマのトップモデルであるRB7が、各部をアップデートしたRB7.5に生まれ変わりました! RB7をベースに多数の変更が施されたRB7.5では、前後サスペンションを支えるオイルダンパーがビッグボアタイプの新型になり、スムーズな作動とオイル漏れ防止を両立させるX型Oリングも標準装備。転倒時にフロントダンパーステーを破損から防ぐ樹脂製プロテクターも新たに装着しました。そのダンパーステーも高強度かつ軽量なカーボン製になってハードな走行にも対応します。リア回りも新型アルミ製バルクヘッドやハブキャリアを採用して、剛性を向上させると同時にセッティング変更幅も広がっています。ボディもRB7用をベースにしつつ、キャビン後方にスポイラーを追加して空力特性を最適化。フロントウイングの装着や改良型リアウイングの装備も加えたエアロ性能の充実も見逃せません。この他にも新規パーツを採用し、さらに既存のオプションパーツを標準で装備するなど、オリジナルの良さを残しつつ、現代のトップレースを戦えるマシンに仕上がっています。土や砂などのダート路面から近年でメジャーになったハイグリップカーペット路面まで、アルティマRB7.5はあらゆるコンディションでドライバーの期待に応えてくれます。
●ハイグリップ路面に適応する低重心設計のリア1/10スケールEP(電動)レーシングバギー。
●従来型をベースに空力性能を向上させた新ボディを採用。ボディは未塗装状態でキットに付属する。
●前後サスペンションは路面追従性の高さで定評のあるダブルウィッシュボーン式。新設計のアルミ製オイルダンパーも装備する。
●軽量なアルミ製フロントシャフトと駆動効率に優れたユニバーサルスイング型リアシャフトを標準装備。
●長さ調整が容易なターンバックル式サスペンションアッパーロッドや、ステアリングリンケージロッドは耐クラッシュ性の高いクロームモリブデン鋼製。
●アルミ製リアサスホルダーはブッシュの組み換えでリヤトー角やトレッドの変更が可能。
●レイダウンタイプのギヤボックスにはスパーギヤカバーを装着。パーツの別途購入でギヤボックスの形式変更も行える。
●ダート走行に対応したボールデファレンシャルと、過度の負荷からギヤを保護するスリッパ―クラッチを装備。
●デフ(デファレンシャル)用ボールは高精度&高耐久性を誇るタングステン製。
●キット標準はダート走行を想定した仕様。小変更でハイグリップカーペット路面向けにも仕上げられる。
●既存のオプションパーツを使ったセッティング変更&チューンアップも可能。
モーターをリアタイヤの前に搭載するミッドシップレイアウトのリア2WDオフロードバギー。高剛性ジュラルミン製メインシャシーには一部変更を施し、信頼性の高いローダウンギヤボックスなどはアルティマRB7から継承している。

空力性能に優れたRB7用をベースに、キャビン後方のデザイン変更を行って更なる効率向上を実現した新型ボディを採用。リアウイングも形状を見直すことによって強度がアップし、強力かつ安定したダウンフォースを発生させる。

前後ダンパーステーはRB7の樹脂製から4mm厚カーボン製になって大幅に強度と剛性を向上。転倒時にダンパーステーを破損から防ぎ、カーペットや人工芝路面を保護する樹脂製プロテクターも標準装備する。

新設計のアルミ製オイルダンパー。直径13mmのピストンを採用したビッグボア仕様で、高速走行時の車体を安定させてギャップ走破性をアップ。ジャンプ着地時のショックも確実に吸収する。スプリングも新型にリニューアル。

スムーズな作動と高剛性を両立したアルミ製ステアリングクランク&ステアリングプレートを装備し、ステアリング応答性も向上。同時にアッパーバルクヘッドの形状も見直してサーボホーンとの干渉を解消している。

完全新設計のアルミ製リアハブキャリア。スペーサーの厚さ変更によってアッパーロッドの長さが変えられ、ボールベアリングの容量もアップ。樹脂製ブッシュの入れ換えでサスピンの高さ調整も行える。

アッパーロッドの取り付けポイントを別体化した新型リアバルクヘッド。アルミ製アッパーロッドマウントがサスペンション剛性を向上させ、ロッドの取り付け高さを変更すればサスペンションジオメトリーのアジャストも可能。

走行用バッテリーのマウントはショートタイプLCGバッテリー専用。前後方向の移動で重量配分の変更も行える。固定も工具が不要なワンタッチ式のため短時間でバッテリーの着脱ができる。

従来はオプション設定だったフロントウイングを標準装備。フロントウイングの装着によってジャンプ時の空中姿勢を調整できるなどセッティングパーツとしても有効で、コーナリング特性も変化する。

センターバルクサポートを追加し剛性がアップしたことにより、コーナー脱出時のトラクションが向上。