概要
パソコンに接続にするだけでICタグを搭載した室内用小型RCカーのタイム計測が手軽に行える『KYOSHO ICタグ ラップカウンター』が、次世代型となる新規設計の“Ⅱ”へとバージョンアップを果たしました。ラップタイムディテクター(アンテナ)をカーペットコースやウレタンコースの下に設置することで、その上を通過するICタグ搭載車両を検知し、専用計測ソフトでラップタイムを収集することができるKYOSHO ICタグ ラップカウンター。“Ⅱ”へのバージョンアップでは以下のような変更が行われ、よりユーザビリティの高いラップカウンターへと生まれ変わりました。※現行のICタグが使用可能です。
●ラップタイムディテクターの長さが1mから2mに延長
京商製ミニッツグランプリサーキット50のウレタン2枚分に相当するコース幅(1m)に対応する従来のラップタイムディテクターが、ラップカウンターⅡでは2倍となる2mにまで延長。この変更によって従来はシケインなどを設けて、あえてコース幅を狭くした場所にラップタイムディテクターを設置する必要がありましたが、ラップカウンターⅡではそのような対応が不要となり、ビギナーでも走らせやすい、コース幅を広くとったレイアウトの構築が可能になります。また、コース幅が広くとれることから、ICタグをシャシー(樹脂製に限る)に取り付ければ京商製ミニッツ以外の小型RCカーを対象にしたインドアカーペットコースでも使用可能。より手軽なタイム計測システムの導入を望むサーキットオーナーにも対応した内容となっています。
●計測最大速度が約17km/h※から約28km/h※に向上
先述のように、シケインなどコース幅が狭い場所に設置する必要があったラップタイムディテクターですが、計測最大速度も従来品の約17km/h※から約28km/h※に向上したことにより、コースのストレート部分にも設置できるようになり、計測ラインを設置する場所の自由度が高くなっています。※理論値による最大速度です。
●計測ライン上にマシンが停止した場合でも他車の計測が可能
ラップタイムディテクター上にマシンが停止してしまったケースにおいては他車のICタグを検知することができなかった従来品に対し、ラップカウンターⅡではレースを運営するうえでもっとも必要とされていた“ラップタイムディテクター上に停止しているマシンのカウントを無効化する機能”を新たに搭載し、他車のICタグの検知が可能。これにより、後々手動でタイム修正を行う手間を省くことができます。
※無効化する機能は100%有効ではありません。
※完全同時に通過する場合には、従来品同様に計測できない場合があります。
●別途下記のICタグをお買い求め頂き、シャシーに取り付けて使用してください
MZW113B MINI-Z IC タグ(RACER/RWD/AWD/FWD用)に対応
MBW032 MINI-Z Buggy ICタグ(MB-010用)に対応
●最大9台までの同時計測が可能。
●専用計測ソフトはWindows 10(従来品はWindows XP SP2)に対応。(計測ソフトは京商WEBサイトからダウンロード)
●フリー走行モード、周回レース(例えば3周のレース)、通常レースモード(例えば2分間の周回レース)の3つのモードを搭載。
●自分の走りを分析できる表示項目、トータルタイム、トータル周回数、ベストラップ、ベストラップの周、インジケーターをマシンごとに表示。
●計測を止めることなく、マシンごとの走行データ閲覧とデータクリアが可能。
●ICタグ内のマシン名を自由に書き換えられるエディット機能を装備。
※ドライバーと計測ソフトのダウンロードはこちら
※RCM Online Easy
テクニカルデータ
<動作環境>
■OS:Windows 10
■USB端子:Ver2.0対応の空きがひとつ以上あること
■空きHDD容量:OSを含むドライブに100MB以上
■インターネットに接続できる環境/取扱説明書、必要なドライバー、計測ソフトは京商WEBサイトからのダウンロードになります。
キット内容
●ラップタイムディテクター(2m)
●USBケーブル(1.5m)
●スタートアップガイド
走行までに必要なもの
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